(2015年11月30日)
先日、組子入りドア納品致しました。
デザインはお施主様のイメージを形にしたものです。
細かいところは私の方で技術を織り交ぜ製作させて頂きました。
※専門用語をあまり使わずに説明するのが難しいので分かりずらくてもご了承ください。
材料はヒバ(黄色)と杉(赤色)です。
建具には象嵌(ぞうがん)の技術を入れたかったので取り入れました。
外枠の縦と横に赤い木材が入っているのがそうです。
組子は八重篭目(やえかごめ)という組子細工です。
ヒバの部分が篭目という組子細工で、そこに杉の麻の葉の模様を入れたものです。
全体の色のバランスからヒバと杉を使うのは暖かみがあり好きです。
通常建具は1種類の木材のみで作りますが、組子細工は自由に材料を使い色分けできます。
ヒノキなら白、ヒバなら黄色、杉なら赤、ホウなら緑、神代なら黒。
といったように着色しなくても様々に表現できます。
組子細工は高級な建具になりますが、一生ものです。
小さな場所にワンポイントで入れるのも空間がぐっと引き締まります。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください(^-^)
施工 建築舎四季株式会社
建具 中島建具店