フラッシュ戸の構造

(2015年4月25日)

今回はフラッシュ戸の構造について少しお話します。


木材の骨組みに、合板(ベニヤ板)を貼った構造の建具です。


フラッシュ建具は、一般的な住宅をはじめすべての建具の中で最も使用頻度が高いものになっています。

実際、どう見てもムク建具にしか見えないものや、ムク建具では絶対にできない独創的なデザインのドアなど非常に自由度の高い建具です。


↑トップページにも説明ありますが簡単にもう一度。



下記に写真も載せておきます(高さ2m、巾80cmの建具)。

当社のは一般的は造り方だと思います。

写真のように桟がないところは空洞になっており、レバーハンドルを取り付けるところにはプラスで木材が入ってます。

納品する場所にもよりますが、さらに空洞の中に遮音シートや、ハニカムコアや、鉛を入れたり

することもあります。


ご自宅にフラッシュ建具あればハンマーなどで叩いてみて下さい。

空洞の箇所を叩くと音は、ボンボンと。

桟の箇所を叩くと、トントンと高い音がします。

例外ですが、既製品のものはMDF(中密度繊維板)で出来ており、空洞がないものもあります。

その場合、建具はとても重い仕様になっています。


今回はこれくらいの説明で失礼しますm(__)m


↓フラッシュ骨組み これにベニヤを両面張ります。